これは、 ポルトガル、ポルト市の街の中心部にある古い一戸建て住宅の宿泊施設へのレノベーションプロジェクトである。
既存の住宅はポルトガルの著名な建築家であるJanuário Godinhoによって設計されたものだが、ほぼ10年間使用させずに放置され、屋根や床が落ち、人が住めない状態にあった。
建物はほぼ長方形で敷地の中央にあり、地下、屋根裏のある4階建てである。前面道路よりも高いレベルにあり、斜路を使って南西側からアプローチする。また、北側の壁に沿って、かつて車庫と洗濯場があった1階建ての建物がある。
改修された建物の1階にはエントランスホール、2つの客室とレセプション、ダイニングルーム、キッチンが、バスルームがあり、2階には5つの客室、屋根裏部屋へのアクセス階段がある。それぞれの客室には専用のバスルームが備え付けられている。階段ホールはなるべくオリジナルのデザインを残すようにし、既存の漆喰天井とシャンデリアの改修を行った。他の部分については外観はなるべく変えず、内部に関しては現行の安全、環境性能に合うように改修を行った。
カーサ・カラ https://www.booking.com/hotel/pt/casa-kala.pt-pt.html
創設者: Markus Willms https://bit.ly/3Tuka5e
写真: Ivo Tavares Studio https://www.ivotavares.net
施工: Empatobra LDA. https://www.facebook.com/empatobralda/
建設コーディネーター: Paulo Pinto https://bit.ly/3LGOSVm
エンジニアリングコーディネーター、構造: Filipa Abreu
水道: Fernanda Valente
電気・安全: Alexandre F. Martins (GPIC, l.da)
空調: Diogo Correia (EMTEP www.emtep.pt)
ガス: Liliana Lourenço
建築設計: Ren Ito Arq. https://www.ren-ito.com/